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みなさん、「ラーニングピラミッド」をご存知でしょうか
ラーニングピラミッドは、学習方法と学習定着率の関係を表した理論です。
文科省は、2022年3月に「学び続けるための力」の育成を目的とした「学びの基礎となる力に関する調査研究」の結果を公表しましたが、この調査研究の中で、ラーニングピラミッドを引用し、能動的な学習方法の方が受動的な学習方法よりも学習定着率が高いこと結論づけました。

このブログでは、ラーニングピラミッドにおけるアウトプットの重要性について解説します。

ラーニングピラミッド

ラーニングピラミッドは、アメリカ国立訓練研究所(NTL)が発表した研究結果に基づくものです。
NTLの研究によると、学習方法と学習定着率は、以下の図のように関係しているとのことです。

この図から、講義や読書などの受動的な学習方法は、学習定着率が低いことがわかります。
一方、実演や議論、実践による経験・練習などの能動的な学習方法は、学習定着率が高いことがわかります。
上層はインプット、下層はアウトプットとなっています。

アウトプットの重要性

ラーニングピラミッドにおいて、アウトプットとは、学んだことを他の人に伝えたり、実践したりすることです。
アウトプットをすることで、学んだことをより深く理解し、定着させることができます。
これらのことから、カラフルでは発表する機会を設けております。

人前で発表することの重要性

人前で発表することは、アウトプットの最も効果的な方法の1つで、以下のメリットがあります。

  • 自分の考えを整理し、明確に伝える力を身につけることができる
  • 緊張やプレッシャーに耐える力を身につけることができる
  • 人前で話すことに慣れ、自信をつけることができる
    これらは自立に必要な非認知能力となります。
    カラフルでは作品を作るごとに発表をすることで、非認知能力のトレーニングをしております。

まとめ

ラーニングピラミッドによると、アウトプットを行うことで、学習定着率を高めることができることがわかっています。
アウトプットの具体的な方法として、人前で発表することは、非常に効果的なので、カラフルではどんどん発表してもらいます。

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