カラフル 放課後等デイサービス・日中一時支援

近年、発達障害への理解と関心が高まる中、様々な分野でその特性を活かした取り組みが進んでいます。その中でも、ダンスは発達障害を抱える人にとって、心身の発達や社会性を育む有効な手段として注目されています。
オックスフォード大学の研究では、チームでのダンスによるエンドルフィンの分泌がストレスを和らげ、精神的にも健康をもたらし、社会的連帯感を高める要因だと結論づけています。
今、注目されているダンスを詳しく見ていきましょう。

1. 教育現場での活用

2012年から中学校でダンスが必修化されました。
文部科学省では、保健体育の授業を行う目標を「心と体を一体としてとらえること」としています。
そのため、自分の思いや考えを身体で表現するダンスは、まさに最適だと言えるのではないでしょうか。
ダンスを通して、運動能力や協調性、表現力を育むだけでなく、社会性を高め、自信を持つことをサポートする効果が期待されています。

2. オリンピックの新競技としてブレイキン種目が追加

ブレイクダンスの名で知られるダンススポーツのブレイキンが、パリ2024で新たにオリンピック競技に加わります。オリンピック最後の週末となる8月9日(金)、10日(土)にコンコルド広場で実施され、この両日でオリンピック初代王者となるBガール、Bボーイが決定します。

3. いろいろなダンスがSNSでバズっている

若者がTikTokやYouTubeなどを使って、色々なダンスを披露しています。きつねダンスやBling-Bang-Bang-Bornなど記憶に新しいのではないでしょうか。今や、ダンスは身近なものであり、誰もが熱中できる要素を持っているのです。

浦安市│放デイ・日中一時支援│カラフル

さて、そんなダンスですが、様々なメリットがあります。

1. 運動機能の向上

ダンスは、全身を使う運動であり、筋力や柔軟性、バランス感覚などを向上させることができます。運動機能に苦手さを持つ人もいますが、ダンスを通して楽しみながら体を動かすことで、これらの機能を自然に鍛えることができます。

2. 感覚統合能力の向上

ダンスは、視覚、聴覚、触覚など様々な感覚を統合して行う活動であり、感覚統合能力の向上に効果的です。音楽に合わせて体を動かすことで、感覚情報の処理能力を高め、日常生活での様々な場面への適応力を養うことができます。

3. コミュニケーション能力の向上

ダンスは、グループで行うことも多く、仲間と協力しながら一つの作品を作り上げていく経験を通して、コミュニケーション能力を育むことができます。振り付けを覚えたり、意見を交換したりすることで、協調性や自己表現力を高めることができます。

4. 自己肯定感の向上

ダンスの上達や発表会での成功体験は、大きな自信となり、自己肯定感を高める効果があります。ダンスを通して自分の能力を認め、自信を持つことで、より積極的な人生を送ることができるようになります。

5. 個性を活かせる場

ダンスには、様々なジャンルや表現方法があり、それぞれ個性や得意分野を活かすことができます。型にはまらない自由な発想や感性を活かし、自分らしい表現を楽しむことができます。

まとめ

ダンスは、発達障害の有無に関わらず、誰もが楽しめる素晴らしい活動です。リズムに乗って体を動かす喜び、表現することの楽しさを味わい、自分自身をより深く理解することで、より豊かな人生を送ることができるでしょう。

関連記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
TOP