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経済産業省の調べでは2030年にはIT人材の不足が78.9万人にも上るとされています。
この背景にはIT市場の急速な発展による社会の変化があります。
少子高齢化が進み人材不足が深刻化する中、発達障害人材はIT人材の切り札となり得るでしょう。
発達障害の人がプログラミングに向いている理由
発達障害の中でもASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)の人はプログラミングに向いていると言われています。
ASDの人には「例外」や「曖昧な事や状態」を受けれいることが難しい特徴があります。
規則性を伴うプログラミングにおいて、「例外」や「曖昧な事」はほとんどありません。
また、強いこだわりをもっている、集中力が高いこともプログラミングに向いているとされます。
これが、発達障害、とりわけアスペルガー症候群とプログラミングは相性がいいとされる所以です。
早い段階で可能性の扉を開けてあげることが重要です。
あの著名人もASDと言われている
iPhoneやMacで有名なアップルの創業者スティーブ・ジョブスやFacebookのマーク・ザッカーバーグ、Windowsシリーズを開発しているMicrosoftの共同設立者ビル・ゲイツらもASDと言われています。
世界に影響を与えている企業のトップや天才と称されるプログラマーやエンジニアたちがアスペルガー症候群の傾向にあることは周知の事実です。
シリコンバレーではグレーゾーンの人を含めると約半数以上が発達障害と言われています。
シリコンバレーで多くの発達障害を持つ従業員が活躍していることから、アメリカではアスペルガー症候群をシリコンバレー症候群と呼ばれるほどです。
シリコンバレー症候群のある人たちがシリコンバレーを支えていると言っても過言ではありません。
発達障害人材が活躍する場は増えてきている
海外の大手企業(SAP、HPE、Microsoftなど)は発達障害人材の特性に着目し、IT専門職としての採用・育成を積極的に行っています。
日本ではソフトウェアのデバッグなどを手掛けるデジタルハーツをはじめとするデジタル系の企業が積極的に発達障害人材の採用・育成を始めています。
現時点では海外に比べると日本は大きく後れを取っていますが、発達障害人材の雇用は確実に増えていくでしょう。
発達障害人材にとってIT人材不足はチャンスで、10年後の未来は今より明るいものと言えます。
アメリカを例に挙げましたが、発達障害を持っていても活躍している人はたくさんいます。
プログラミングにおいては「発達障害」は「才能」とも言えます。
発達障害人材は特性に合った職業に就くことで、高いパフォーマンスを発揮することができます。
HPEでは30%も生産性が高かったそうです。
来る2030年に向けて、今からさまざまな概念に触れることができるSTEAM教育は可能性を拡げるのに非常に有用な手段と言えます。
カラフルで可能性の扉を開いてみませんか?