安心できる関わりから、挑戦が始まる。
うまくいかないことを、次の一手にする。
カラフルでは、うまくいかないことを「できない証拠」ではなく、次に試すための材料として扱います。ゲーム制作や動画編集では、思った通りに動かない、うまく伝わらない場面が必ず出てきます。その過程でスタッフが一緒に原因を整理し、次の一手を考えます。
失敗しても責められない。やり直していい。
デジタル創作は「作る・確かめる・直す」を繰り返せます。うまくいかない時はスタッフと原因を整理し、別の方法を試します。
特性を「直す」「強みに変える」と単純化せず、つまずきやすい場面を整理し、本人が取り組みやすい方法を一緒に探します。
つまずきやすい場面
取り組みやすくする工夫
活動の中で経験すること
見通しを持てる環境で、自分のペースで取り組む。
カラフルでは、プログラミングやゲーム制作、デジタル創作、共同制作などの活動を通して、7つの力を育むことを目指しています。
7つの力は、子どもの発達や成長のすべてを分類したものではありません。カラフルの活動の中で、子どもたちが使い、経験を重ねていく力を整理したものです。
カリキュラムごとに、どの力をどの程度使う活動なのかを整理し、課題の設定や関わり方を検討しています。この整理は活動内容についてのものであり、子ども一人ひとりの能力を点数で評価するものではありません。
7つの力は、決まった順番で身につけるものでもありません。一つの活動の中でも、考える、試す、気持ちを切り替える、相談する、工夫するといった複数の力を組み合わせて使います。
子どもたちの「好き」「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、それぞれの個別支援計画に基づいて、課題の難易度や必要な配慮を調整します。
必要なことに注意を向け、集中を続けたり、活動に応じて気持ちや注意を切り替えたりする経験を重ねます。
手順や条件を覚えながら、物事の順序や関係を整理し、筋道を立てて考える経験を重ねます。
順番を待つ、行動を切り替える、うまくいかないときに対処方法を選ぶなど、自分の気持ちや行動を調整する経験を重ねます。
小さな目標への挑戦や試行錯誤、できた経験を通して、「自分にもできる」という実感につなげます。
役割分担や共同制作を通して、相手の考えを聞き、相談・協力しながら取り組む経験を重ねます。
自分のアイデアや気持ちを、言葉・イラスト・映像・ゲームなどで表現し、自分なりに工夫する経験を重ねます。
自分の取り組みや進み具合を確認・振り返り、次の目標や方法を考えて改善する経験を重ねます。
ここでは全体像を分かりやすくご紹介します。施設ごとの正式な支援プログラムは「情報公開」でご確認いただけます。
5領域は、放課後等デイサービスの支援内容を整理するために国が示している枠組みです。カラフルの7つの力は、その中で行う活動の特徴や、活動中に使う力を整理するために設定しています。
5領域と7つの力は一対一で対応するものではありません。一つの活動が複数の領域や力に関わることを踏まえ、個別支援計画に基づいて支援内容や必要な配慮を検討します。

制作の手順を組み立て、試した結果から次の方法を考える経験を重ねます。

作品の発表や振り返りを通して、自分の考えや気持ちを伝える方法を増やします。

共同制作や作品の共有を通して、役割やルールを理解し、相手と協力する経験を重ねます。

制作活動での手指操作に加え、運動や体験活動を通して、姿勢・協応動作・感覚の活用を支援します。

体調確認、活動の見通し、時間や持ち物の管理など、安心して生活するための習慣づくりを支援します。
「作りたい」から、学びが始まる。
5つのカリキュラムから、本人が取り組みやすい活動を選びます。活動内容と進め方は、個別支援計画に応じて調整します。
CURRICULUM 01 ゲーム制作・プログラミング

この活動で行うこと
こんな興味から始められます
使うツール
この活動で主に使う力
CURRICULUM 02 動画制作・発表

この活動で行うこと
こんな興味から始められます
使うツール
この活動で主に使う力
CURRICULUM 03 イラスト・ものづくり

この活動で行うこと
こんな興味から始められます
使うツール
この活動で主に使う力
CURRICULUM 04 ロボット・LEGO

この活動で行うこと
こんな興味から始められます
使うツール
この活動で主に使う力
CURRICULUM 05 PCスキル・AI活用

この活動で行うこと
こんな興味から始められます
使うツール
この活動で主に使う力
カラフルでは、デジタル創作だけでなく、土曜日や長期休みには外出活動や季節イベントも行っています。
体験活動・お出かけ
芋掘り、調理体験、買い物体験、地域イベントへの参加など。予定を確認する、役割を分ける、人とやり取りする場面を活動の中につくります。
季節行事・イベント
夏祭り、ハロウィン、クリスマス会など、季節に合わせた行事も大切にしています。日常と少し違う体験が、子どもたちの生活経験を広げます。
※土曜日・長期休みの活動内容は月間スケジュールでご確認いただけます。
高学年になると、学習塾との併用や利用日の見直しを考えるご家庭もあります。お子さまの生活全体を考える際の参考として、それぞれの主な役割を整理しました。
| 観点 | 学習塾 | 放課後等デイサービス カラフル |
|---|---|---|
| 主な役割 | 教科学習、テスト、受験に向けた学習 | 個別支援計画に基づく発達支援 |
| 取り組むこと | 教科の理解、問題演習、宿題 | 興味のある制作活動、対話、振り返り |
| 集中・計画 | 学習計画や授業に沿って取り組む | 自分に合う集中方法を探し、作業の手順を整理する |
| 困ったとき | 質問し、問題の解き方を確認する | 自分の状態を伝え、相談や助けを求める方法を考える |
| うまくいかないとき | 間違いを見直し、解き直す | 気持ちを整え、方法を変えて活動へ戻る |
| 人との関わり | 講師の説明を聞き、授業や学習に参加する | 相談、役割分担、発表などを活動の中で経験する |
| 振り返り | 理解度、点数、学習の進み具合を確認する | 作品と取り組みの過程から、工夫や行動の変化を確認する |
※学習塾の指導内容は、塾やコースによって異なります。この表は一般的な役割の違いを示したものです。
最初から得意である必要はありません。お子さまの興味やペースを確認しながら、取り組みやすい活動をご提案します。